細田守 監督作

 

毎年夏になると決まって細田守監督のアニメ映画『サマーウォーズ』が放送されて、ついつい観てしまう人も多いと思う。

そして細田守監督のことを思い出すと決まって

 

「そういえば次回作はどんなのだろう」

と気になってしまう。

最近はケモノ路線が多くてケモナーな私には嬉しいのだけど、どうやら次回作はケモノ路線からはずれるらしい。

 

細田監督は3年周期で長編映画を発表しているので、このままいくと2018年に新作が登場する。

気になって調べてみたらやっぱり2018年に向けて新作映画を創っているみたいだった。

予定では2018年5月に公開となっている。

 

どんな感じの映画なのか気になるので、細田監督のインタビューから分かっているあらすじや、制作にこめる想いなんかをまとめていきます。

 

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細田守最新作は兄弟の物語でタイムトラベルもの

 

最新作のタイトルは、今のところMiraiという英語タイトルしか発表されていなくて、このタイトルからだけだと

「未来に行くのかな?」

と思うけれど、今回は「過去にタイムトラベル」するようだ。

 

・・・ん?なんか聞いたことあるような(笑)

タイムトラベル作品は過去に1作創ってしまっている細田監督。

2006年の『時をかける少女』

 

印象に残っている人も多いと思う。

青春モノ×ファンタジーだったのが新鮮だった。

今回も主人公が過去に行くんだけど、『時かけ』とは事情が違うみたいなのだ。

 

細田監督「“きょうだい”の物語。人間が愛を取り戻す話になります。18年夏公開が目標です」

https://mantan-web.jp/article/20170316dog00m200030000c.html

 

4歳の少年を主人公にしたファンタジーアドベンチャー。

妹が家族に加わったことで戸惑う主人公が、自宅の裏庭から過去へタイムトラベルし、少女時代の母親や青年時代の曽祖父に出会うという物語で、冒険を通してものの見方が変わり、兄らしく成長していく少年の姿を描く

http://eiga.com/news/20170517/19/

 

 

えっ?4歳がはじめてのおつかいするの?

違うの?

14歳じゃないの?

 

って思ったのは私だけじゃないはずw

なんか、『バケモノの子』の主人公も、家族のあり方に不満を持って家出してたなぁ。

細田監督の作品には共通点が多い気がする。

その理由についてはあとで紹介。

 

とりあえず、今回の作品では「ちびっ子目線」で物語が展開していきそう。

 

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細田守監督が最新作こめる想いと動物を描く理由

 

今回はどうしてまたファミリーものなのか?しかもどうして主人公が4歳なのか?

についてこんなことを語っていた。

 

「身近な人の影響が大きいんですよね。

『バケモノの子』は、子供からの影響が大きく、目の前に子供がいるけど、自分が父親らしくなれないという経験があった。今は2人目の子供もいて、2人で繰り広げられることに刺激を受けている」

https://mantan-web.jp/article/20170316dog00m200030000c.html

 

お子さんが2人いたのね、バケモノの子の熊さんが細田さんだったとは!

 

 

「子供同士がやっていることがたわいのないことに見えないんですね。そこには、赤裸々な人間の姿があり、人間の業が見えてくる。僕ら大人の本音は、分かりにくいけど、子供たちは、思ったことをそのまま言ったり、置かれている状況をそのまま嘆く。子供が可愛いね……というのでは済まされない何かがある」

https://mantan-web.jp/article/20170316dog00m200030000c.html

 

たしかに。子供の悪口ってストレートだよね。

そんなこと言ってるんじゃないと思うけど。

「4歳から見た世界」はきっと私たち大人よりもずっとピュアで、喜怒哀楽が激しくて

いろんな希望と絶望があるんだろうなと思う。

この映画を観ることで、自分の小さい頃の感情とかを思い出せたらいいなと思う。

 

「人間にはいろいろな殻がある。殻が分厚すぎて、映画で本質を描こうとしても、2、3枚と殻を剥(は)ぐだけで終わってしまうことがある。子供は、これから殻を作っていく。子供を描くことで本質なことを考えられるのでは?と思っている」

https://mantan-web.jp/article/20170316dog00m200030000c.html

 

うむむ、『バケモノの子』なんかでも、主人公の殻が破れて、戦って、終わってた気がする。

『人間の本質』みたいなものは小さい頃から備わってるから、細田監督がどんな風に4歳時の中にそれを表現するのがとても楽しみになってくる。

 

また、どうしてケモノ路線なのかについてこんなことをインタビューで言っていた。

 

「僕は動物というのがアニメの王道だと考えています。

アメリカでは、動物を動かす技術がCGになっても継承されているから動物を主人公にしたアニメが多いんですが、日本では動物をモチーフにしたアニメは少ない。

それは動物を描けるアニメーターが少ないからです」

「やっぱり僕らが目指しているものは『白蛇伝』(1958)などの東映長編なんですよ。

例えば失われた技術の一つとして美術があります。

その一部はスタジオジブリの美術部に継承されましたが、それも全てではない。

今はどうしても観客が同じ物を求めているだろうと勘違いして、表現を狭めているし、技術が失われてきている」

「そういう現状にちょっとでも抗いたくて。だから動物を描いたりするんです」

 

https://www.cinematoday.jp/news/N0084453

 

動物を描くことで美術としての表現の幅ももたせることができる、っていうことなのかな。

たしかに動物のほうが人間と違って容姿の幅も広いから、独創性がいるんだろうなと。

人間キャラ描くにも独創性がいるけど、人間には表情があって当たり前だから、動物を人間っぽく描くほうが難易度高いんだろうね。

 

細田監督が自分の家庭から作品のアイディアを得ているのは初めて知った。

そういうことを知った上で2018年の最新作を観てみるとより楽しめるかも。

 

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