久ぶりに文字を書いてみると、知っているはずの漢字が書けないことってありませんか?
それもびっくりするくらい簡単な漢字が書けなかったり・・・。
そのうち自分の名前も書けなくなったりしたら笑えなくなります(笑)
漢字はパソコンとかスマホで変換機能に頼り切っているから書けなくなるのは仕方ないし
書けなくても困らない時代になってきているのかもしれないですね。
ただ、集中力が低下したり、感情のコントロールができなかったり、抑うつっぽくなるのは
もしかしたら、頻繁に触っているスマホが原因かも・・・。
ここではデジタル(スマホ)認知症の症状や予防、おすすめ書籍を紹介します。
デジタル(スマホ)認知症の症状
スマホやPCを使い過ぎていると、情報が過剰に入ってきてしまい
脳がオーバーフロー状態になることで疲労、機能が低下して
認知症のような状態になってしまうことがあります。
ゲーム脳って言葉が一時期はやりましたが、ゲームだけでなく
情報収集やSNSで有意義に使っていると思っているスマホやパソコンでも
やりすぎると悪影響が出てくるかも。
スマホ等のデジタルに頼り切ることで、記憶力や集中力、注意力、計算能力等が低下し、電話番号が覚えられなかったり人名を忘れてしまう、道に迷うなど、生活に支障をきたし、それらのミスからストレス等精神的にも悪い影響を及ぼしている状態のことをデジタル認知症といいます。
http://magald.com/column/n54-dezitaru.php
だいたい若者の10%以上に記憶力の低下が見られているといいます。
なんでもかんでも覚えている必要はないと思いますが、人の名前を覚えられないとか
自分で組んだ予定をすぐ忘れるというのは、結構不便だよなぁと思いますね。
デジタルが進化しても、人間らしい生活を送るのにやっぱり記憶力ってある程度必要。
デジタル(スマホ)で認知症の予防になることも!?
デジタル機器で認知症になりやすくなる、というのは研究結果の一つで
一方で「認知症の予防になる」という研究もありました。
あくまで“適度に”ですが、デジタル機器を使っていると
記憶力に関係のある脳の「海馬」という部分が発達してくる。
なんでもやりすぎはいけないということですね。
ただ・・・世の中にはホリエモンみたいに、暇さえあればSNSやニュースアプリで
情報を雪崩のごとく脳に流しこんでいる人もいる。
ああいう人と認知症っぽくなってしまう人との差ってなんだろう
と考えると、「情報をただ入れるか」「入れた情報で考えるか」の差ではないかなと思う。
SNSや誰かとコミュニケーションが取れるブログで日記を書いたりなど
入れた情報で何かを発すると、脳も適度に動けるから認知症の予防になると思う。
デジタル(スマホ)認知症の予防策
ここまで読んでくれた人ならわかる通り、「やりすぎ」ると脳が疲れてしまう。
ブルーライトの視覚への効果もありますから、長時間連続してやらない、小休憩をいれる。
いつもはスマホを持って外出しているけれど、たまには家で充電しっぱなしで放置しておくのもいい。
寝るときにも、夫婦別室じゃないですけど、別の部屋に置いておくとか
布団の中でいじくりまわさないように手の届かない位置に置いておくとか。
携帯に届く電波が、人体に悪影響を与えている、という研究者もいるくらいですから
電子機器が近くにある環境って意外と怖いんですよ。
アメリカのシリコンバレーの夫婦に不妊が多いという話もあります。
たまにはデジタルデトックスをして、ボーっとしたり、自然のものを見たり
普段見ないようなものを見に出かけると、脳が元気になって人間らしい自分を取り戻せるんじゃないかなと。
家の中では、視界に入らないところでところで電源を切って置いておくといいです。
Google社員もやっているというマインドフルネス(瞑想)もいいですね。
世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる
最高の休息法は会話調になっているので、本が苦手方でも読みやすいかも。