2018年の平昌オリンピックの開催地である平昌ですが
約2週間前なのに雪があまり降っていないという。
去年11月26日に16cmの積雪があって「雪化粧に」とニュースになっていたものの
それから2か月、日本は大雪で大変なのに、韓国では大雪がきていない。
韓国はもともとあまり雪が降らないというが、今年は雪が積もる見込みはあるんだろうか?
ない場合スキーやソリ競技は中止にならないんだろうか。
現地の天気や考えられる対策をまとめてみました。
平昌では雪雲なし
韓国は冬型の気圧配置になっても、季節風が陸上を通るため雪雲が発生しにくいといいます。
現在も気象衛星「ひまわり」の画像を見ると1月29日現在、雪雲が見えないですね。
引用: 気象庁HPより
AccuWeatherで平昌の天気予報を見てみましたが
1月は1cmも積もっていなくて亜然・・・2月は積雪はある見通しだけど
3cmとかあまり積もらない予定でした。
最近の平昌の会場画像をBUSINESS INSIDERが紹介していたので
ちょっと見てみましょう。
【ジャンプ場】
【バイアスロン、クロスカントリー(スキー)】
【滑降、スーパー大回転、アルペン複合】
https://www.businessinsider.jp/post-159550
他にスノーボードやスケルトンなどの競技場の画像もありましたが
とりあえず滑る場所だけは積もっている様子。
でもなんか、無理やりな感じがしますね・・・。
11月26日の積雪をかき集めたのか、人口降雪機を使ったのか
競技に支障が出ない程度に雪を用意した感じです。
気温がかなり低くて雪が降ればなかなか溶けないので
11月26日の大雪がまだ残っている感じでしょうか。
雪不足の対策はスノーマシン
去年11月4日に、平昌オリンピックの開閉会式が行われるスタジアムで
韓国のアーティストがライブを行ったのですが
あまりの寒さに(天井も壁もないため)5人が低体温になってしまいました。
そういう問題があってから「風とふせぐ幕をつくる」とか対応を考えていたので
今回の雪不足も開催中に「これはアカン!」となって
対策するのかなぁ、と想像していたんですが
上の画像を見る限り開催するのに最低限の雪は確保できているようですし
「スノーマシン(人口降雪機)で雪を作る」という報道も前にあったようなので
それが本当なら開催前に足りない分をスノーマシンで補充したのだと思います
(まさか開催中に作るなんてことはないはず・・・)。
スノーマシンで雪作るには普通のスキー場で使う雪よりも
密度を高くする必要があるので、大量の水を使うのですが
その水はどこから来てるのかなぁという方も気になるところでした。
平昌オリンピックが北朝鮮の影響で中止の可能性についてはこちら。