Nintendo Laboって将来的には自分でプログラミングして
自分でオリジナルのゲームを作っていく、という可能性を大いに秘めたおもちゃだといわれている。
特に今は小学生でもプログラミングを必修にする動きがあるので
任天堂がその流れを逃さずに、親が教育のため子供に買い与えるようにこのようなものを作ったのかもしれない。
ダンボールで最初から組み立ててそれを動かしてみることで
「自分でもゲームが作れた」感が子供なら得られるだろう。
そこに簡単にプログラミングできるキットでもあればきっと欲しがる。
まだ任天堂は予約発表もしていなければ追加の周辺装置の発売も発表していないが
将来プログラミング用の出力機器が別売りで販売される可能性がある。
そんな未来性を感じさせる理由は下のもの。
プログラミングツール「FUZE Code Studio」が発売される
FUZEという会社が開発したNintendo Switch向けのプログラミングツール
「FUZE Code Studio」が、2018年の7月~9月に発売されるとのこと。
任天堂からではないものの、これを使うと簡単にプログラミングができるそうだ。
ちょっと子供が使えるのか、ずぶの素人が使えるものなのか不安だが
とりあえず任天堂は一般人が自由にプログラミングして
オリジナルのゲームを作ることを許していることがわかる。
The Vergeによると、このソフトでは独自のプログラミング言語「Fuze BASIC」を利用し、2D・3Dのゲームが作成できます。プログラムではJoy-Con(ジョイコン)のセンサーやコントロールにも対応し、コードの打ち込みはソフトウェアキーボードかサード製のキーボードから行ないます。コードの打ち込みを考えるに、おそらくキーボードの購入は必須となるでしょう。
https://www.gizmodo.jp/2017/06/nintendo-switch-fuze-code-studio.html
プログラミング言語の基礎知識は少しは必要なんだろうけど
一般に聞く「プログラミングの勉強」よりもゲームな分、敷居は低い。
学校でプログラミングの授業が必須になるのなら
Nintendo Laboが練習道具、応用学習の道具になっていくのだろう。
プログラミングが学べる「ヒューマン・リソース・マシーン」
フライハイワークス社がNintendo Switch用ダウンロードゲームとして配信している
「ヒューマン・リソース・マシーン」というゲームでは
ゲームをしながらプログラミング言語が学べる。
これはNintendo Laboへの布石みたいに見える。
「スーパーマリオメーカー」もそうだが、だんだん任天堂は
ユーザーがゲームを自由に組み替えて、遊べるような仕組みにシフトしていっているような気がする。
何か、「ゲームをただの時間泥棒で終わらせたくない」意思があるんじゃないかと思う。
だから今後、教育で重視されるだろうプログラミングをゲームに融合させて
親の世代にもアピールしている。
きっとNintendo Laboが発売してしばらくしたら
プログラミングができる出力キットが任天堂から発売されるだろう。
「Nintendo Laboコンテスト」とかが開催されて、小学生・中学生が
自作のゲームを持ち寄って出来を競うようになるかもしれない。
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