神戸製鋼のデータ改ざんが多部門に及んでいたことで

取引先の中には代償を求めるところも出てきました。

 

「神戸製鋼所」は創業100年を超える老舗の製鉄会社

阪神淡路大震災で高炉が損壊などしたときは

1000億円の被害を受けていますが

経営の多角化によって建て直しをしてきました。

 

最近は2期連続の赤字もありましたが

不正が発覚しなければ黒字回復する見通しだったのです。

内部告発から不正の公表にいたり、調査が進められると

実に多くの製品にデータ改ざん、検査・テストの簡略化が行われていました。

 

「このままでは株価が下がり、存続が危ういだろう・・・」

と誰もが思うところですが

神戸製鋼が倒産してしまう可能性は心配するほどないのかもしれません。

 

神戸製鋼の倒産の可能性についてはこちら

 

神戸製鋼が倒産してしまうと、全世界の経済に影響が出てきてしまう恐れがあるのですね。

 

国に助けられるということは、税金が投入されるということなのでしょうか?

これは最悪のケースだと思いますし、買収の方が国民としてはマシと感じます・・・。

 

神戸製鋼への賠償金と税金の投入の可能性についてはこちら

 

存続が無理だと考えた時、倒産や税金で生き延びることより

買収が現実的なのではないか、という予想が出てきます。

買収されるとしたらどこの企業になりそうか

賠償を請求した企業はどこか

といったことを考察orまとめてみたのでご紹介します。

※賠償を求めている企業については追記していきます

 

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神戸製鋼を買収する企業はどこになりそうか

神戸製鋼 買収 ミッタル 新日鉄住金

 

買収先は外資系の可能性もあるので、ランキング上位のメーカーを見てみました。

2016年の世界の鉄鋼メーカーランキング(世界鉄鋼協会集計)を見てみると上位はこんな感じ。

 

1位 ・・・ アルセロール・ミッタル (ルクセンブルク )

2位 ・・・ 中国宝武鋼鉄集団  (中国)

3位 ・・・ 河北鋼鉄集団  (中国)

4位 ・・・ 新日鐵住金  (日本)

5位 ・・・ ポスコ  (韓国)

6位 ・・・ 江蘇沙鋼集団  (韓国)

7位 ・・・ 鞍山鋼鉄集団  (中国)

8位 ・・・ JFEスチール  (日本)

9位 ・・・ 首鋼集団  (中国)

10位 ・・・ タタ・スチール  (インド)

Wikipedia

 

統計によりランキングが異なるようです。

ビジネス+ITの記事では以下のように2位が新日鉄住金になっています。

1位 ・・・アルセロール・ミッタル(ルクセンブルク)

2位 ・・・新日鉄住金(日本)

3位 ・・・河北鋼鉄集団(中国)

4位 ・・・宝鋼集団(中国)

5位 ・・・ポスコ(韓国)

6位 ・・・沙鋼集団(中国)

7位 ・・・鞍山鋼鉄集団(中国)

8位 ・・・武漢鋼鉄集団(中国)

9位 ・・・JFEホールディングス(日本)

10位 ・・・首鋼集団(韓国)

https://www.sbbit.jp/article/cont1/32197

 

いずれにしても、アルセロール・ミッタルがぶっちぎりの1位

それ以外は「中国」「韓国」「日本」がトップ10を占めています。

 

世界の鉄鋼業界には今、二つの大きな潮流がある。

一つは欧米メーカーを軸にした合従連衡。国際的なM&Aを繰り返し、巨大化したアルセロール・ミタルはその代表だ。

もう一つは新興国メーカーの目覚ましい成長だ。河鋼集団など中国勢が筆頭である。

それらは、主として経営規模という“量”を追求する動きだ。

しかし、新日鐵住金(以下、新日鉄住金)やJFEホールディングスら日本勢は、経営統合などによって量を追求しつつ、技術力という“質”も追求する二刀流を武器に、鉄鋼業界の「第三極」を目指して健闘している。

https://www.sbbit.jp/article/cont1/32197

 

ランキングを見る限り、買収するくらい力のある企業は

国内だと「新日鉄住金」

欧米だと「アルセロール・ミッタル」

中国だと「河北鋼鉄集団」

韓国だと「ポスコ」

といった感じでしょうか。

中国企業は大きなメーカーがたくさんあるのでこれ以外でもありえそうですが。

 

 

会社まるごと買収されずに子会社の一部だけ

ということもありそうですね。

 

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神戸製鋼の賠償に対する対応は?

神戸製鋼 賠償金 取引先

 

神戸製鋼の社長は賠償や費用の支払いを求められた場合は

対応していくと述べています。

川崎社長は「安全性に疑いが生じれば迅速に対応する」と話し、顧客から点検費用などの支払いを求められた場合は「その腹積もりはある」と応じる姿勢も示した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101300962&g=eco

 

追加の改ざんが発覚する前の、改ざん報告があった製品については

取引先から賠償を求めらずに事を終えたようです。

次に今回の一斉点検よりも以前に把握した案件についてもご報告いたします。

これらはすでにお客さまへの説明を行った上で、お客さまとともに不適合製品を使用した製品に対する品質影響、これは安全性も含みますが、についての技術的検証を完了し、製品の安全性について問題ないことを確認し、お客さまとの間で問題が解決したことを確認済みでございます。

これらにつきましては現時点で追加の費用発生は見込んでおりません。

https://thepage.jp/detail/20171013-00000020-wordleaf

 

しかし追加の改ざん報告(鉄鋼製品など9種)があり

JR西日本の新幹線には

台車にJIS(日本工業規格)で定めた強度に達していないアルミが使われている

ということが分かり、JR西日本社長が

「部品の交換費用を請求する」と述べて費用負担を求めています。

「応分の負担をしていただくのが筋」(JR西日本 来島達夫社長)

http://www.mbs.jp/news/kansai/20171013/00000054.shtml

 

これから賠償を求める取引先が増えていくものと思われますが

製品が使われたパーツによっては費用が莫大になってしまいます。

「仮に神戸鋼の材料が使われたボンネットなどの交換が必要な事態となれば、(タカタのような)エアバッグなどよりも費用が大きくなる可能性は残っている」

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-10-13/OXR04A6JTSE901

 

当分は銀行融資に頼るという予想が引用元の記事ではありましたが

信頼が地に落ちた今、再起できないかもしれません。

そうしたらタカタのように買収されるのでしょうか。

 

神戸製鋼の株価は暴落した後徐々に上がり続けていますが

公的資金が投入されている可能性についても下の記事で書いています。

神戸製鋼の株価は今後どうなる?暴落しても上がり続けるのはなぜか

 

 

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